ペットケアの現場に、“心に寄り添う通訳者“を。

代表理事・獣医師  西原 克明


はじめまして。
一般社団法人 動物ケアパートナー協会 しっぽ結び 代表理事・獣医師の西原克明です。
私たちは
「自分で環境を選べない存在(動物や子どもたち)を守り、彼らが心から笑顔で過ごせる社会をつくる」という想いから、
この協会を設立しました。

日本のペットケアが抱える課題

日本には獣医師、愛玩動物看護師、トリマー、トレーナー、ペットショップ、ホテル、保護団体など、多様な専門家が活躍しています。
しかし、これらの現場を横断して連携するための「共通言語」と「コミュニティ」は、まだ十分ではありません。その結果、飼い主さんと動物の不安や希望が、専門家に届かないまま取り残されることがあります。

新しい役割「CA-A」の誕生

この課題を解決するために生まれたのが、
**Clinical Attendant:トレードマーク:-Animal(CA-A)**です。
CA-Aは、対話・共感・合意形成の共通フレームワークを身につけ、どの職場でも同じ言葉で連携できる人材です。その役割はシンプルです。


不安を拾い上げ、要点を言葉にし、現場に想いを届ける通訳者
この役割は、動物病院、トリミングサロン、トレーニング施設、ペットショップ、ホテル、保護施設など、あらゆる現場で必要とされています。

CA-Aがもたらす変化

CA-Aが現場に加わることで、次のような変化が生まれます。

安心感の向上

誤解や不安が減り、飼い主さんの体験が安定します

チーム連携の強化

申し送りや声かけが標準化され、スムーズな連携が実現します

信頼関係の構築

「この人がいるから通いたい」という、顔の見える信頼が生まれます


さらに、これまで「資格名のないプロ」として評価されにくかったスタッフに、明確な役割と評価軸が与えられ、誇りあるキャリアパスが開かれます。

資格を超えた支援体制

私たちは、CA-Aを単なる資格で終わらせません。
業種を超えた学び合いのコミュニティ、導入テンプレートとKPIによる定着支援、名札や肩書きの可視化まで、現場に根づく仕組みを整えています。

感謝とお誘い

この挑戦は、日々現場を支える従事者の皆さま、学びに前向きな受講生の皆さま、そして趣旨に賛同してくださる経営者・団体・協賛企業の皆さまのご支援により実現しています。
心より感謝申し上げます。


もしあなたが、動物と家族の「心の声」に耳を澄ませ、その想いを現場につなぐ仕事に喜びを感じるなら、CA-Aは必ず力になります。 ペットケアの未来を、一緒にアップデートしていきましょう。

一般社団法人 動物ケアパートナー協会 しっぽ結び
 代表理事・獣医師 西原 克明